アーティゾン美術館『ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』

アーティゾン美術館(東京)

先週、『ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 

セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』に行って来ました!

最近、フォーヴィスムやキュビスム

以前にもまして興味が湧いてきていたので嬉しい展示内容。

美術館自体も以前から行ってみたいと思っていた場所だったのでいく前からワクワク。

フォーヴィスムやキュビスムあたりが好きな私にとっては

馴染みがある画家がいます、います。

ただ馴染みがあると言っても今回のテーマは「覚醒と展開」

なので、それぞれの画家がそこ(フォーヴィスム、キュビスム)にたどり着く以前の

作品などもあり見応え抜群!

わかりやすいところからいくと、ゴッホかな。

あの力強い筆遣い、渦を描くような画風とは違い、明るい色と細かい筆運び。

一見するとゴッホの作品とはわからない。

ここから、あの独特な描き方に至るまでには何があったのか?

そんことを改めて考えてしまった。

カンディスキーもなかなか面白かった。

彼の作品自体は知っている。

けれど抽象画に到達する前の作品を見てしまうと

やっぱりどうやったらこの作風にたどり着いたのか?とやはり気になる。

今までは絵(作品)を見ることに重点を置いて、

美術史的なことはあまり学んでこなかったけど

これを機会にもう少しこの美術史の知識を増やしてこうと心に決めた次第であります。

さて、展示自体はかなりのボリューム。

現代画家の作品もかなりあり、

普段あまり現代画家の作品を見る機会がなかったので、これも良かった。

食わず嫌いというか、私が知らないだけで思いの外、

好きな感じの絵に出会うことが出来た。

ちょっと、これからは現代画家も気にしていこうと思います。

そうそう。

展示以外に、この美術館の良かったところ。

一部作品以外は撮影OK!

そして、アプリをインストールすれは音声ガイドが無料で聴ける。

(来館時はイヤホン必須!)

ちなみに。

今回の音声ガイドのナレーターは細谷佳正でした。

声優好きの私としてはちょっと嬉しかった。

最後はありき疲れたので美術館にあるカフェで一休み。

イチジクのスパークリングティで余韻に浸るのでした。

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